全仏オープンテニスの混合ダブルスでの優勝という輝かしいトピックスもその前の別の試合で受けた失格処分の方に話題を奪われてしまった。事の経緯は様々報じられているのでテニスファンならずともご存知と思うが、不戦勝を勝ち取ろうとして執拗に抗議をした相手方の選手の行動を不快に思ったのは加藤選手の身内の日本人だけでなく、万国共通であったようだ。
審判団が協議する間、ベンチに座ってほくそ笑む二人の写真と共に「They even
laugh and enjoying it! Really disgusting!」という投稿がネットに流れた。「こいつら笑ってるじゃん。ホント胸糞悪い!」とでも訳そうか。相手方選手の母国であるスペインの新聞では「同じ状況でも、ラファ(ナダル)ならそんな風に振舞わなかっただろう」と報じられたと言う。
彼女らの行動の醜さは小さな事を針小棒大に取り上げて自分に有利な状況を作ろうとした事にある。テニスの技術を競い合う事より、一試合でも多く勝って多くの賞金が欲しかったのだ。プレーよりお金が大事というのはスポーツマンシップ(スポーツウーマンシップ?)に反する。
加藤選手の方にも問題はあった。打つ方向を全く見ないでボールを打っている。いつも思うのだが、選手がボールボーイ(ガール)に返球する態度は大変失礼だ。受け取る側を見ずに無造作に放り出している。まるでボールボーイ(ガール)は人間ではないかのようだ。その慣習(?)が今回も思わず出てしまったのだろう。
逆境を乗り越え混合ダブルスで優勝したのは見事だったが、優勝インタビューにも注文を付けたい。英語は苦手なので、などと言い訳をして下手な英語でメモを読み上げるくらいなら堂々と日本語で挨拶して欲しかった。大谷翔平がいつもやってるように。
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