2023年11月14日火曜日

外相会合

 G7外相会合が東京で行われた。一列に並んだ記念撮影には女性が4人、男性が4人。外相という重要ポストも遂に男女同数になったのかとの感慨と同時にG7なのにどうして8人?との違和感を持った方はいないだろうか。プラス1EUからの代表がいるからだが、その正当性はあるのだろうか。



本文記事を読んでも七つの国の思惑や立場の説明はあるが、EUとしての意見は書かれていない。軍隊も持たなければ、恐らく独自の予算もなく自らの意思で財政援助を出来るとも思えない。しかもEUの閣僚は選挙の洗礼を受けていない。そんな立場で一体どんな責任と役割が果たせるのか。

彼等要人の事だ、ホテルは超一流の最高額の部屋に泊るだろうし、三度の食事も庶民には垂涎のものが毎食提供されているのだろう。その費用は誰が負担しているのか。各自自前なら良いが、恐らく招待国の我々の税金が使われている。七つの国から来た人の費用は逆に日本の大臣がその国主催の時にはお世話になるからツーペイで良いのだろうが、EUだけはいつもお客さんで招待する立場になる事がない。彼等の費用だけはEUに請求書を回したい。

そもそも西欧こそが正義を代表しているかのような顔をして平然としているのが気に喰わない。ロシアがウクライナに侵攻した時には「力による現状変更は許さない」などと息巻いていたが、ちょっと前にパレスチナの地にイスラエルという新しい国を作ると言う、まさに力による現状変更をやったのはどこのどいつだ。

9月末の国連総会の一般演説でインドのジャイシャンカル外相は「一部の国が指針を決め、他国がそれに従うことを期待する時代は終わった」と言った。まさにその通りだと思う。この人、奥さんは日本人だとか。

G7EUの代表を呼ぶくらいなら、国連の代表を呼んだらどうか。

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