スマホを使いだして数カ月が経つ。すべての機能を使いこなしているわけではないが、それなりの便利さを感じている。かつて人からスマホを薦められた時は「パソコンを常時持ち歩いている感じが良い」のだと言われたが、まさに田舎に帰省したときはその便利さを実感する。
固定電話によるインターネットへの接続環境がなくても簡単なメールなら見ることができるのは大変にありがたい。パソコンと言えば私が出会った頃のそれは技術計算をする道具だった。それがいつの間にか文章を書く道具になり、他人と連絡を取り合う道具になり、そして今は世の中にある情報を入手する道具になっている。
田舎に帰ってBBCやアルジャジーラのニュースを無料で見ることができるのもありがたい。新聞がなくとも、テレビが芸能ニュースしか流さなくともニュースに飢えることがない。チュニジアでのテロ事件も最新の情報に接することができた。CNNの音声ニュースも無料で聞けるが、音声を聞くとなると多量のパケットを消費するので、無料のWiFiがある場所でないと聞かないことにしている。
万歩計の機能がついているのも重宝している。腰のベルトにつけるタイプの万歩計は何個失くしたことか。ポケットに入れて測れるタイプのものは機能が多すぎて困った。知らないうちに歩数カウントが消費カロリー表示に変わっていたり、それを元に戻すためにはAのボタンを押しながらBのボタンを押すなどと、その度にマニュアルと格闘しないといけない。万歩計ごときにそんな操作を覚えていられるか。その点スマホの万歩計は単純だし、元来スマホは常に身につけているものだから使用形態は万歩計にぴったりだ。最近はパジャマに着替えてからもポケットにはいつもスマホを忍ばせている。
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