2018年10月23日火曜日

奈良判定


もういささか旧聞に属するが、日本ボクシング連盟は奈良判定を始めとして色々な話題を提供してくれた。
話題の主であった前会長はチンピラ然とした服装や言動や、気に入らない事があるとステージの上で脚を強く踏み鳴らして不満を現す姿は子供がダダをこねているようで、なかなか笑えるキャラクターではあったが、当事者はそう暢気な事を言っても居られなかったのだろう。前会長への忖度に端を発した不正疑惑を調査した第三者委員会の報告書が先月末に公表された。
「理事全体の責任 指摘」との見出しのついた記事を読むと、第三者委員会の提言はかなりの部分が別の忖度事件、安倍判定とも言うべきモリカケ問題の関係各者にも当てはまるのではないかと思われた。以下、その提言を抜粋してみる。()内は筆者の注釈。
一、関係者の意識改革
役職員は(政府関係者は)組織を統括している事や、競技の普及振興を図る職責を担っている(国政を担う責任を)自覚する。
二、地方との連携強化
地方の意見に耳を傾け、連携を強化する必要がある。
三、(略)
四、ガバナンスの強化
風通しの良い運営体制や情報開示、執行部から独立した懲戒制度(政府から独立した司法制度)などが必要。
五、(略)
六、公平性の確保と強化
審判の(司法の)判断が影響を受けないよう、審判委員会を(司法を)独立させる。
七、定款、規約等の順守
法規や倫理規定を役職員が学ぶことが必要。
八、(略)
九、財務基盤充実への努力
(財政赤字はなんとかしないとね)
以下略。いかがなものだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿