2020年3月3日火曜日

ウィルス


新型コロナウィルスを巡っての混乱は収まるどころか一層大きくなるばかり、関係各位の慌てぶりを見ていると、裏に何か秘密が隠されているのではないかと不安になる。インフルエンザは毎年国内で約一千万人が感染し、約一万人が亡くなるらしい。今回のウィルスとは桁が違うが特にそれで大騒ぎは起きてない。まさか今回のが実は非常に恐ろしいウィルスで、当初はおとなしく一見大したことのないようだが後からジワジワ恐ろしさを発揮するようなものだ、なんて事はなかろうが。
今回の発端がそんな不安を掻き立てる。最初の流行は武漢市の海鮮市場が始まりだと言われる。その市場から12キロ離れたところに「ウィルス研究所」(正式には「中国科学院武漢病毒研究所」)が、280メートルの所には「疾病対策予防管理センター」(正式には「武漢鉄路疾病預防控制中心」)があるという。そこらでウィルスの遺伝子を組み替える実験が行われ、何らかのミスで新型が漏れ出したのではとの憶測がネットには流れている。
ネットには二月八日に国立感染症研究所で行われた「新型コロナウィルス感染症への対応に関する拡大対策会議」の議事録も公開されている。陽性患者を診察した医師達からは、
・発熱(微熱)が遷延すること、倦怠感が強いことが共通して認められ、そこがインフルエンザや風邪と違う印象である。
・麻疹の罹患患者くらいの倦怠感の強さと言える。
・本性の重症度については、SARS/MERSよりは低く、季節性インフルエンザよりは高い可能性がある。
などの報告がなされている。
ウィルス相手に完全な感染防止策はないだろう。治療薬が開発されるまで栄養と休養を十分取って、病気に負けない免疫力をつけるしかないのではないか。

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