新しい生活様式が中々身に付かない。一番困るのは外出の際、ついマスクを忘れてしまう事だ。買い物でレジに並ぶ時にはハンカチで口元を覆う事にしているが、先日床屋へ行った時は「マスクをしていない人はお断りしています」と言われてしまった。幸い店にあった予備のマスクを譲って貰う事でその場はしのいだが、対面する訳でもなく言葉を交わす訳でもないのに、との疑問が残った。まあ万々が一の事を考えれば払って損のないコストと言うべきか。今後はこんな事のないよう、六月五日に届いて神棚に飾ったままになっているアベノマスクをウェストポシェットに常備する事にしよう。
NHKの将棋囲碁のトーナメントも新様式で始まった。対局者のマスク着用と、対局者の間にアクリル板を設置するというスタイルで。しかしアクリル板の下の開口が大きすぎるように思えるし、幅も十分でなく両サイドは空いているのであれで本当に効果があるのか疑問ではある。そもそもアクリル板が両対局者それぞれに二枚必要なのだろうか。私なら中央に一枚、それもテーブルからはみ出る程十分に幅のあるものにする。
将棋の新様式で残念だったのは和室スタイルからテーブルと椅子の様式に変わった事だった。囲碁は随分前からテーブル方式に変わっていて残念に思っていたが、やはり和室で分厚い盤をはさんで向かい合うという姿に憧れる。流石にタイトル戦はアクリル板などという不粋なものはなく従来通り和室で和服姿で行われた。(将棋のタイトル戦は対局者は勿論、立会人、記録係に至るまで和服で臨むという暗黙のルールがある)
もしも対局者の一方が無症状だが感染している事が分かったらどうするのだろう。別室に隔離してネット対局という事になるのか。それも時代の流れなのかなあ。
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