新車の購入に当たってディーラーの示す見積書を見ると「希望No申込手続代行費」という項目で数千円の計上があった。これは何かと問えば、車のナンバーが嫌な数字にならないよう、こちらの希望を伝えるための費用だと言う。嫌な数字って何だろう。4や9が並ぶものだろうか。それとてお金を払ってまで避けたいとは思わないので、その項目は削除して貰った。
大坂なおみ選手が記者会見を拒否した。お金を払ってまで避けたかった質問とはどんなものなのかと疑問が湧いた。私生活に土足で入り込んで来るような質問や、忘れてしまいたい過去の失敗や忌まわしい出来事をことさらほじくり返すような質問がそうなのだろうが、記者だって最低限の倫理観は持っているだろうからそれなりの歯止めはありそうだ。
テニス選手を実際に怒らせた質問の例がネットに載っていた。以下はその引用。ニック・キリオス(豪)は「デミノー(豪)はナダルを倒せるか」という質問に対して「今までで一番くだらない質問だ」と答えた。結婚がプレーに影響しているかと問われたナダルは「本気で聞いているのか?
真面目な質問なのか、それともジョークか」と言い返し、「ふざけた」質問だと怒った。シモナ・ハレプは胸の大きさを小さくする手術を受けたのが「役立ったのはコートの中か、それとも外か」と聞かれたことがある。
最後のは言語道断にしても、基本的に嫌な質問には「答えたくない」と回答を拒否すればよいのであって、会見自体を拒否する必要はないようにも思える。
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