なんとも暑くてたまらない。タオルを片手に汗を拭きながら、なんとか薄着と扇風機で乗り切ろうとするが、流石にこの暑さではエアコンに助けを求めてしまう。テレビでも積極的な水分補給とエアコンの活用を呼び掛けているが、それも程度問題ではないだろうか。
ここ数か月悩まされている腰痛の治療に整形外科を訪ねた時の事。待合室での時間が苦痛だった。待ち時間の長さもさることながら、寒くてたまらないのである。今回は診察を諦めて出直そうかと思い始めた、その時に名前を呼ばれた。診察を終え、処方箋を持って少し離れた場所にある薬局のドアを開けると、そこはもう耐えられない程の寒さだった。処方箋を渡して「外で待ちます」と言い残し、幸い日陰に止めた車の中で薬が処方されるのを待った。
冷房の効き過ぎに悩まされたのは新幹線もそうで、出張などで利用する際には上着を必ず用意したものだ。冷房の必要性は認めるが、地球の温暖化を憂え、地球にやさしくと言うのならもっと控え目の温度設定にしたらどうか。エアコンは確かに室外機の内側に向かっては冷気を提供してくれるが、外に向かっては暖房をしている事を忘れてはならない。
内科の病院なら肌を露出する事に差し障りもあろうが、そうでなければ半袖半ズボンの軽装でちょうど良いくらいの温度設定とすべきではないだろうか。放送局でも温度は相当低いらしく、男性達は長袖のワイシャツの上に長袖の上着を羽織って汗一つかかずに平然としている。
ただでさえ太陽からの輻射による暑さで参っている地球に向けて我々はこれでもかとばかりに暖房の熱風を吹きかけている。地球にやさしくなどと口だけ親切そうにしている人類を、地球は恨んでいるに違いない。地球自体が熱中症になりはしないかと心配でたまらない。
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