今日は7月1日。では一昨日6月29日は今週の日曜日か先週の日曜日か。私は当然今週の日曜日だと思っていたが、先週の日曜日だと言う人が現れてちょっと驚いた。
私にとって「今週」とはカレンダーの今日を含む一行であり、だから今日の時点で「今週」は6月29日から7月5日を指す。ところがさっきの人にとっての「今週」とは「今日から始まる7日間」を意味しているらしいのだ。
日程に関する言葉として「今日」「今週」「今月」「今年」などがあるが、「今週」だけは定義が曖昧だ。「今日」は真夜中の0時0分に始まる24時間を指しており、まさか「現時点からの24時間」と思っている人はいまい。午後4時の時点で「今日の昼飯」と言えば約4時間前に食べた飯で、20時間後に食べるであろう飯では決してない。
これは「今日」「今月」「今年」が全て天体の動きを基準にしているのに対して、「今週」だけは天体の動きとは無縁で人間の都合だけで設定されたものだからだろう。
カレンダーの一行が「今週」だとする私の認識が多数派であろう事は「週末」という言葉がある事から推測される。もし毎週「今週」が「今日」から始まるのであれば「週末」の曜日が固定される事はない。しかし世間一般には「週末」とは金曜の夕方から土曜・日曜を指す。
さて、日曜が「週末」だとするとカレンダーで日曜が行の一番左に置かれるのは何故か。これだと「今週」は日曜から始まるようで、ならば「週末」ではなく「週頭」とでも呼ばれるべきではないか。日曜が「週末」なら「今週」は月曜から始まるのか。ならばやっぱり6月29日は先週の日曜だったか。
「来週の日曜に会おうね」とデートの約束をした貴方、それが7月6日なのか13日なのか確認しておかないと大変な事になりますよ。
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