マイナンバーが我が家にもやって来た。早速通知カード部分を切り離し、クレジットカード等と一緒に鍵のかかるキャビネットに保管した。マイナンバーカードの申請が任意であるのはシステムの運用方法としてちょっと不思議な気がする。顔写真のないカードで個人認証ができるのだろうか。番号を見せるだけなら十二桁の番号を記憶して通知するのとなんら変わらず、なりすましを防止する事はできないと思うのだが、さてどうか。二年後には専用のサイトが開設され自分の番号の利用履歴を確認できるようになるとか。そうなるとまたそこにアクセスするパスワードが必要になってくるのだろう。
マイナンバーに暗証番号にパスワードにと暗号だらけの世の中だ。ネットは危険だが便利、その便利さを享受するための私なりの工夫を御紹介したい。銀行のネット取引や通信販売等に使っている暗証番号やパスワードの類を先日調べたらその数が百以上あった。大事をとってそれらに全部違う記号を割り当てている。当然全部は覚え切れないからメモに残しておくことになる。メモすると言っても他人が見ても分からないようにパスワードそのままを記すのでなく、たとえばMと書いて母の誕生日の四桁の数字を表すというような、自分は絶対忘れないが他人にはチンプンカンプンなカラクリを仕掛けておくのだ。
もちろんパソコンにパスワードを記憶させるような事はしない。パソコンの中身はいつも外から覗かれていると思った方が良い。面倒でも毎回入力する設定にしておき、さらに大事な取引をするときは最初はわざと違うパスワードを入力して、相手が「違いますよ」と言って初めて正式なものを入力する。フィッシング被害の防止策だ。
性悪説を前提としたネット社会での防衛手段の一例です。
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