あれからカー用品店に最新のカーナビを買いに走ろうかと思ったが、いや待てよ、その必要はないのではと思いついた。そして前回の不用意な発言のお詫びの意味も込めて、舌の根も乾かぬうちにカーナビ不要論をぶつ事にする。ナビゲーションシステムそのものが不要だと言うのではなく、専用部品としてのカーナビは要らないという事だ。昨今ではスマホのカーナビアプリが十分にその機能を果たしてくれるから。
スマホのアプリなら常に情報が最新のものにアップデートされている。それはスマホがクラウドから情報を得ているからだ。クラウド、つまり雲とは良く言ったもので、どこにあるのか特定は難しいが兎に角どこか遠い所にあって、インターネットを介して全世界に情報を提供している。インターネットが出来て、しかも通信速度が飛躍的に速くなって、情報を保管する場所はどこでも良くなった。電気代や不動産価格などの経済的要素や災害や暴動などのリスクなどを勘案して世界中から最適な場所が選ばれている。設置国の公表を義務化するよう法改正があるとの記事を最近見た。
コンピュータ界の変化は専門家の予想すら遥かに超えるものだった。IBMの初代社長が「世界のコンピュータ市場は5台くらいだろう」と言ったという話は有名だし、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは「パソコンのメモリは640KB以上を必要としない」と言った。今私のパソコンはその一万倍以上のメモリを持っている。今になって思えばそれらの予想が如何に馬鹿げたものだったか。
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